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お酢とお酒の関係

酢は人間が手を加えて作った最古の調味料と言われています。
まず、人の祖先は果物などを蓄えることを覚えました。それが自然にアルコール発酵してお酒が生まれ、そこへさらに菌が働いて誕生したのがお酢だと考えられています。

そう、お酢はお酒から生まれるのです。

旧約聖書では「出エジプト記」で有名なモーゼにまつわる記述の中で、「強い酒の酢とぶどうの酒の酢」という言葉が出てきますが、ぶどう酒からワインビネガー、りんご酒からはアップルビネガー(りんご酢)というように、お酒とお酢はペアの関係にあります。

英語のビネガーはフランス語の「vinaigre(ビネーグル)」という言葉が語源。
ワインを意味する「vin」と、すっぱいという意味の「aigre」という2つの言葉を合わせてつくられた言葉で、ビネガーとは「お酒がすっぱくなったもの」という意味。

漢字の「酢」は、古代中国において「お酒の容器」もしくは「お酒」そのものを意味する「酉」という時に、「重ねる」という意味のある「乍」という時を合わせたもの これは「お酒が日数を重ねたもの」という意味です。

古くなってすっぱくなったお酒が、単なる腐ったお酒ではなく、調味料として使えると気付いた先人に感謝しなければいけませんね。